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日曜日, 8月 25

ユナイトワンに葬り去られたクリーンエネルギー

【岩田昌一について】
永久発電機を開発。これは、太陽、風等々大規模な設備を必要としない画期的な発明だった。この永久発電機が家庭に一台あれば大規模な原子力発電所等を作る必要がまったくなくなった。電線も不要になる。しかし、莫大な利益を個人に移すのに抵抗を感じる組織があった。

【ユナイトワンの岩田暗殺の動機】
ユナイトワンは火力発電に使われる油田の利権を握っており、火力発電がまったく不要になってしまうことは不都合だった。ユナイトワンの実質的管理下におかれているその他発電所についても、閉鎖を余儀なくされ、重要な収入源を失うことになる。
岩田の発明は、全世界の人々の生活水準を著しく向上させるものであったが、同時に莫大な利権を手放すことにつながった。
ユナイトワンはこのために、過去から同様の永久発電機の開発がある度に、それら発明をなかったこととして葬り去り、かつ、その理論が破綻しているとして、後世に同じ研究をしないように布石を打っていた。
だが、岩田はやってのけた。
そして、それを全世界に広めようと試みていた。
それがユナイトワンに伝わり岩田はあっけなく暗殺されてしまう。
人類最大の発明と共に。

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愛が世界を救うと説いた株式会社ラブアンドピースのメディア戦略

【創業者の想い】
「愛情を持つことを忘れていませんか?
何かに対してこみ上げる愛情をここ最近感じたことがあるでしょうか?
愛情というのは人間が持つ感情の中で、私はもっとも美しいものだと思います」

社長の守口は言う。

「人は他人を愛することで幸福を感じます。愛された人は、無償の愛情を受けることができます。ストレス社会の中で、愛することを忘れてしまいストレスを溜め込んでいる人、逆に誰からも愛されずに愛に飢えている人、というのはたくさんいます。そんな人たちをめぐり合わせることが大事だと思いました。そして一番最終的な目的は、今自分たちのことで頭がいっぱいな人たちが、互いに手を取り合い、助け合える世界を作ることです」

【サービス内容】
株式会社ラブアンドピースは、どのような時に人に愛情が芽生えるのかを徹底的に科学検証し、それらの条件を生み出すプラットフォームを構築した。
・お互いに詳細を30分語り合う場(5秒に一度質問に答えていく。また、次の5秒に一度質問をしていく。質問リストを作りおきすることもできる。お互いに詳細を知り合う。
・非公開情報はあり。本当の住所等は知らされない。もし、お互いに何かを郵送したければラブアンドピースに問い合わせ代行をしてもらう。

彼女の取り組みは後に迎えるワールドデストラクション時代を先導するエツタンカーメンユナイトワンの洗脳から世界を解き放つきっかけとなる。

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土曜日, 8月 24

主要イベント

2016年~ 時       代  : ロボトマイゼーション
       概       要  : 多くの作業がロボットによって行われるようになった。
       主なプレーヤー : 国家正ベジタブルシャイニングランドリー
                   マテリアルマシナリー

2016年~ 時       代  : マテリアルイノベーション
       概       要  : 限られていた資源・エネルギーが無限に生み出せるようになった。
       主なプレーヤー : インステッド、 エレクトリックロード、 リサイクルフォーユー、   

2017年~ 時       代  : マネタリゼーション
       概       要  : 資源の配分が適切・効率的に行われるようになった。
       主なプレーヤー : バンクオブバンクキングバンク
       
2018年~ 時       代  : ロジカルトランスフォメーション
       概       要  : 合理的な経営が徹底されるようになった。
       主なプレーヤー : パターンリバティイージーコンストラクションゲットリール

2019年~ 時       代  : アイデアエクスプロージョン
       概       要  : 新たなアイディアが生まれ新しいものが次々と生まれた。
       主なプレーヤー : クリエイツワールドクリエイトマーケットウィーケンド
                   プラットフォーム

2019年~ 時       代  : ポリティカルイノベーション
       概       要  : 腐敗を撲滅し民主主義の政治が始まった。
       主なプレーヤー : ノーマル西京邦彦/海門邦夫/国分剛/海帯來艿
                   青党太郎

2020年~ 時       代  : セカンドルネッサンス
       概       要  : 国民生活水準が大幅に上昇した。
       主なプレーヤー : ライトアップスリープライトノイズレスルーム
                                        ジョブハピネス
                   大海竹流マルチファーニチャー
                   ビューティフルライフ
                   グッドデザインフーズマウンテン

2021年~ 時       代  : ワークフォース
       概       要  : モチベーションを上げ、労働力が飛躍的に上昇した。
       主なプレーヤー : ファイトクロスオーションサウンズグッド
             
2022年~ 時       代  : ワールドデストラクション
       概       要  : 富裕層と貧困層の利権争い。
       主なプレーヤー : ユナイトワン橋渡剣エツタンカーメン



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個人投資家の投資判断の向上を促したバンクオブバンクのリテール展開

【サービス内容】
将来のマーケットを調査し、どのマーケットに投資すべきかを検討するマーケット部門を主軸に販売方針を掲げ、会社の収益では無く、顧客利益の拡大を営業目標に設定した。
結果、社会的には投機マネーではない健全な投資が促され、顧客は投資により前向きになり投資により老後資金を確保できるようになった。

【創業者の想い】
美麗社長は怒っていた。
「うったらうりっぱなし。それが証券会社、保険会社、銀行だったんです。投資対象物件のいいことばっかり言って、売り時がきても知らせずに相場が下がって損切をさせる。マーケットで何が起きてるかというと、お金が滞留して流動性が低下する、且つ非合理的なお金のアロケーションが生まれてしまうんです。投資ってなんですか?個人にとっては儲け話、社会的に見れば発展を促すための適所への資金の集中です。この二つを金融機関はまったく忘れている。ただのギャンブル屋と同じですよ。我々の販売方針は、お金が必要な所にだけ資金投入する、お客さんには得してもらう。この二つです。こんな当たり前のことを当たり前にできない、金融機関、率先して投機目的で投資してますからね。笑っちゃいますけど」

【バンクオブバンクの影響】
個人は利益を最大化させると共に投資がより円滑に行われるようになった。間接金融から直接金融が盛んになったのもバンクオブバンクの収益重視ではなく真理重視の経営によるおかげだ。ロジカルトランスフォーメーションが起こったのもバンクオブバンクが健全なマネーを市場に供給し続けたからといっても過言ではない。



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株式会社 バンクオブバンクが実現する本当に必要な融資

【サービス内容】
お金では無く人を融資する。求職者は、創業者のアイデアを閲覧し共感すれば、申請を出し労働する。経営者は成功すれば対価を支払うが、しなければ払わなくてよいこととなっている。

【創業者の想い】
株式会社バンクオブバンクの社長金村美麗は言う。
「世の中にすばらしいアイデアがたくさんあるけど、それがなかなか開花しない。それはきっと、共感はするけどお金は出せない人がたくさんいるからじゃないかと思ったの。理由は、そもそもお金を出せない、というのと経営を信用できないということだと思った。お金の代わりに、労働を無償で提供することが、投資になるのであれば、投資家の数が増えるんじゃないかしらと思ったの。お金は無くても時間は余ってるという人はたくさんいらっしゃるから」


【バンクオブバンクの効果】
夢のある仕事をしたい、という志の高い人々が自分の給与をもらえるまでひたすら努力をし続けるという仕組み。高い生産性を持った労働力も手に入り、眠っていたアイデアも掘り出され世界の発展に大きく寄与した。労働力の向上につながりワークフォース時代ファイトクロスオーションの活躍にも波及した。

凡人の中の凡人を追求し発信し続けた株式会社ノーマルが映し出す今

【サービス内容】
統計から導き出される人々の暮らしとそこに生まれる困難を忠実に再現し発信した。
年代別に別けられその平均の人生がどのようなものになっているのかというのを割り出し掲載、最終的には毎週放送のドラマ化、映画化もされた国民文化大賞を取った壮大な作品となった。

【創業者の想い】
津羽 歩(つう あゆみ)社長は、語る。
「私は女として、男女の不平等さに不満を感じていたんです。でも世間では女性の平等は浸透してきているといわれたりします。それ本当か?ってよく思ってたんです。テレビでは、いろんな人がいろんなことを言います。根拠は?っていつも思ってたんですね。そこで私は根拠をしっかりともって主張をしようと思ったんです。すべて統計を使って女性の今はどうなってるんだ?を周囲に広める。それがそもそもの出発点でした」
女性の年収がどれくらいか?そして管理職は何パーセントくらいいるのか?等々、経済的な統計から徐々に私生活すべてを映し出すようになる。
「じゃあ、男性と食事いったときはどれくらいの割合で出してもらえるのか?とか、彼氏はどれくらいいるか?生活費はいくらか?そいういうことを考えていくと、もうすべての統計をとりたくなってしまったんです」
女性が毎日何を考え、過去にどのようなことで傷つき、将来のどんなことで悩みを持っているか等々、すべての事柄においてデータを集計、平均的な女性像を作り上げた。
何をするでもない、ただの平均的な女性の生活を、CGで作られた仮想空間の中で映し出す、というドラマが大ヒットとなった。それから、平均的な男性の像、お年寄りの像、等々も同様に大ヒット。
「最初は私のエゴでしたが、今ではその平均がみんなのやる気になったり励みになってりしています」
ドラマ「ふっつ-の人」は視聴率30%を超える大ヒット。映画版では普通の人の人生すべてを2時間半にまとめたドキュメンタリー?になっている。

【ふっつーの人の影響】
日本国民がどのような生活をしているかというのが明らかになった。それにより、人々が自らの現状を、国民の平均と比較しやすくなり、安心感が生まれたり、意欲が生まれたり・・・人々のマインドにプラスの影響を与えた。
また、政治にも大きな影響を与えポリティカルイノベーション時代を迎えるきっかけとなった。改革案によりどのように一般人の人々の生活が変わるのか?なども放映され波紋を生んだ。


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部屋を明るく、心も明るくを実現した株式会社 ライトアップ

【サービス内容】
天井、壁、どこにでもくっつけられる電球。スマホで入り切りする。

【創業者の思い】
鈴木莱堵社長は、部屋を常に太陽の下のように明るくしたかったという。
「照明が暗いと気持ちも暗くなるし、証明が明るいと明るくなる。照明は、シーンに合わせて変えられている。効果があるからなんですね」
部屋を明るくしたかったが、部屋を明るくする物があるようでなかった、と莱堵社長は語る。
「気分を上げるためにも照明を増やしたかったんですが、コンセントは見えてしまうし、壁や天井に着けられなかった」
電池型の証明を売っている会社と共同し、少ない電力で明るい照明を実現した。そこまではうまくいったが、どこにでもはりつく証明を開発するのには苦労したという。
「当時はシールでくっつけるとか、釘をさすとか、そんなことしか思い浮かびませんでした。どれもこれも実用的ではないんですね。特にアパート住まいの方にはそんなことはできません。じゃあどうすれば、と考えて天井を見上げたらヤモリが張り付いてたんです。これだ!って思いましたね」
ヤモリの手足には細かい繊維が生えており、これがファンデルワール力という物体と物体をはりつける力が生む。
「ぺたっとはって、はずしたいときに、傷あとひとつ残さずはずせる。この商品パーフェクトライトを開発してから、私の部屋はずっと明るくて毎日気分が上向きです」

【パーフェクトライトの効果】
インテリアを飛び越えアートの世界にも進出。照明による表現の幅を大きく広げた。ノイズレスルームと肩を並べる大ヒット商品となった。
明るい家庭が増え、人々のマインドにも大きく影響。日本全体が照明と、心と2つの意味で明るくなった。パーフェクトライトの二次効果として、よりコンパクトな充電池の開発、早期に充電できる充電池の開発、かざすだけで充電ができるハンディー充電器の充実も図られた。また、夜中に充電し昼間に照明として利用する為、家庭の電気料金は減少した。

国を根本から変えようとした国家戦略論者達

ポリティカルイノベーション時代に経済再生をかけて国家戦略について多くの議論が交わされた。

【医療重視:命をコントロールし守りから攻めの医療に】
西京邦彦(さいきょう くにひこ)は医療への先行投資により命をコントロールする技術に投資することを先決させるべきだと主張した。「攻めの医療に」をモットーに、脳機能を活性化させたり、体力を増強させた。寿命も格段に延びた。これにより人口の生産性は高まった。命を守る、発展させる技術は世界から求められ製造業を超えた輸出大国へ飛躍すると論じた。
【徹底的な合理化:運送費カット、ITによるコミュニケーションの発展、自動経営判定システムによる合理的経営のサポート】
海門 邦夫は、全産業を見渡し生産性の無い産業から人を減らし、生産性のある産業へ人を投入することが必要だと主張した。たとえば物流は、行っていることは物の場所移動だけであり、生産にはつながらない。そこで海門は自動運転の自由化をし省力化を図った。また、資源の分配が情報交換が円滑に行われていないことから望ましい水準に達していないとし、(例:AがBという商品をほしがっていたとする。世界のどこかにはBがあるのだが、Aはそれを見つけられるまでBを手に入れることができない)、情報や意見やアイデア等を自動的にマッチングさせるプラットフォームを推奨。また、会社経営者は、取引銀行をひとつにまとめることで、お金の入出金から経営診断を自動的に行ってくれるシステムの導入を銀行に義務化しすることを提唱した。

【インテリジェンス設置:情報完全非公開の政府機関により国力を増強する】
国分 剛は、活動内容を完全に非公開にするインテリジェンスを集約し強力に成長を促して行くことを提唱。癒着を、なくし成果主義の体制を浸透させ、富の集約により強力なインテリジェンスを作り出した。仕組みを変ることにより、国家の成長を展望した。


【国家解体:中央政府の不必要性を問いた】
海帯 來艿(うみおび  くな)国を解体することにより、本当の民主主義を目指した。公共投資りの不必要性を説く。また、減税政策等をなくした。税金をゼロにすることを提唱。


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木曜日, 8月 15

全ての科学的な手法により快適な眠りを追求したスリープライト

【サービス内容】
快眠を促すシステム「グッドスリープ」

【仕組みと効果】
・人間の人生の3分1をしめる睡眠環境を整えるシステムが開発された。
・睡眠と体温に焦点があてられた。睡眠と体温は密接に関連しており睡眠の質は体温調整で大きく向上することが発見された。そこで体温の測定を、行い、その結果を睡眠のリズムに合わせ布団や空調の温度を自動調整するシステムが開発される。これにより、人々は不眠に悩まなくなるどころか、短眠で体力を十分に回復できるようになった。
・結果、日本の労働人口が減少する中でも生産性の高い人を長い時間働かせることがら可能になりワークフォース時代におおいに活用された。

木曜日, 8月 8

青党太郎が変える選挙の在り方


【サービス内容】
政府の政策が毎日アップされる。内容はツイッターのように文字数制限があり、誰もが分かりやすく整理してある。それに対し有権者は可決か否認かの多数決をする。
そしてその理由を文字制限の中、述べることが出来る。

この数により世論の流れがわかるようになる。

政策の実際の行方は、後日配信され結果を世論と比較させることが出来る。

政府ご意見箱というのもあり、国家予算をどのように使うか、のシュミュレーションを独自で作るツールも誕生。国民は国家予算がどのように作られているのか?により焦点を充てるようになり政治家の金の使い道の透明性が増す結果となった。

又、自分自身で政党を発足することも簡単になった。各政党が掲げる主要マニュフェストに対しての姿勢を表明する。大カテゴリーは選べるようになっており、思想が似かよった人々を簡単に見付け出すことも可能。

市民が本当の意味で政治に参加する時代がやってきた。

【創業者の想い】
青党太郎は言う「本当の民主主義をつくりたかった。だって、もともと代表を選んでやれる状況っていうのは、代表者が信用できる人だったときだけでしょ。信用できる人がいなけりゃ自分で決めるしかないじゃない。それが民主主義だもんね。そして、自分たちの判断で世界を動かしていく。これが民主主義なのよ。今までは悪い意味で国民は政治をまかせっきりだった。自分達でなんとかしなくちゃいけないんだよ」

土曜日, 8月 3

株式会社 ノイズレスルームが立案する音の無い空間







【製品内容】
宗社長は、五年前に株式会社ノイズレスルームを設立。半径五メートル内外に漏れる音をかき消す広域ノイズキャンセリング装置『サイレント』を開発した。
範囲内での音は、外部にもれることがなく、また外部の音も完璧にシャットアウト出来るのが特徴だ。

【創業者の想い】


「昔一人暮らしをしていたとき、隣人を気にして、好きな音楽を全然聞けなかった。それが一番の出発点でしたね」宗社長は言う。はじめは、音が漏れなければいいと思ってたんです。だけど、ノイズキャンセリングの性質も合間って、外部の音も聞こえなくなった。予想外でしたけど、こりゃ逆にいいや、って利用することにしました」

【サイレントの効果】
サイレントは定価五十万円で発売中。はじめは音楽業界に注目されていた当該商品は、今やホテル業界、飲食業界、とありとあらゆるサービス業、オフィスでの活用、一部の富裕層まで浸透してきている。

ユナイトワンが演出する不満が円満する社会



【シーン】
橋渡剣が黒いコートをみにまとい、喫茶店に入った。そこには、同じく黒すくめの男が彼をまっていた。
その男はユナイトワンの元関係者として橋渡に接触してきた。もちろん、橋渡は独自で相手の身元調査をしており、今回はユナイトワンの元幹部であり退団後、三度の事故に見舞われている。ユナイトワンから命を狙われていることが伺え、信用してよいと橋渡は判断していた。

その元幹部の名はシマダ。シマダは、会話の中で、橋渡が前所属していた会社のOBであることが判明。また、今回の指定された密会場所が、橋渡がよく使う喫茶店ということもあり、密会中普段は口にしない店員から出されたコーヒーに、橋渡しは口をつけてしまう。橋渡は、眠りにおち監禁されてしまう。

これは、監禁される中で、彼の体内に仕込まれたボイスレコーダーが録音していた会話の一部である。

【取材内容】
シマダ「君のようなジャーナリストは、ユナイトワンの厄介者なんだよ。今まで秘密にしてきた団体の内側を、世間に知られてしまっては計画が台無しだからね」

橋渡「命を狙われているというのに、なぜあの団体にそこまでこだわる?」


シマダ「私はユナイトワンに命を解放してもらう代わりに、お前を始末することに同意したのさ。多額の報酬も約束されたからね。いいかい。世の中は結局金なんだよ。

ユナイトワンは、お金をインセンティブに労働を促す、資本主義社会の樹立に成功した。お金で人々は動くんだよ。

そして誰も気づかない秘密はこれさ。この資本主義という思想の根底にあるのは、人々に労働をさせるためには、労働意欲を駆り立てつづけなければならないということ。つまりは、常にお金を不足状態にさせておかなくてはならないということさ。

実は一般市民のお金不足の状態は戦略的に作られてる。先進国の労働者達は週に一日働ければ十分食っていける生産性がある。いや、厳密にいえば、特定産業への投資次第で、すぐにだってその状態を手に入れることが出来る。だが、実際はそうじゃない。なぜかって?そうならないようにユナイトワンは投資産業を絞ったり、特定産業に参入規制をかけたり、値崩れがしないように法律で縛ってるからさ。
特定産業は、だいたいが生活必需産業さ。必需品を通じてなら富を確実に搾り取れるからね。農業、エネルギー、不動産は首根っこを抑えられてしまっている。
参入規制はモノポリーを生み出し、競争がある場合にくらべ、高いコストを払わざる得なくなる。高いコストを払わせて富を吸い上げてしまうんだ。

実はこれら産業は、ほぼゼロコストにしようと思えば簡単にできてしまう。そういった技術がすでき出来上がっているからね。それをあえてしない理由は人々が満足した生活を送られると困るからさ。満足すると人は働かなくなるからね。彼らの思想の中では。

旧ヨーロッパの産業革命以降、人々は裕福になり余裕がうまれた。技術が進歩しきってないあの時代でさえ、一般庶民は満足した生活を送れたんだ。
その結果、人々は労働に専念する代わりに芸術活動に専念した。それがルネッサンスさ。その間、技術の発展が著しく遅れてしまった。自らは技術の革新により、更なる生活水準の向上を望んでいる連中だ。そうなると困るわけさ。特にそのときには、世界の人口をコントロールする技術が絶対的に足りなかった。世界を完全に支配下におく為にも、人を働かせて技術を高める必要が会った。

旧ヨーロッパでの出来事を教訓に、ユナイトワンは、群衆を常に不足状態にするようになった。要するに、働かせる為に、わざと貧乏にしたんだ。

そして、貧乏から金持ちになれるという一筋の夢を与えて労働をコントロールするようになった。アメリカではやたらセレブの生活が特集される。メディア肝いりのドラマはセレブについてのことが多い。これは、群衆を扇動する一つの手段なんだ」

橋渡「そうかい。なるほど。興味深いね。だが、あまりにもペラペラしゃべるとまた命を狙われてしまうんじゃないかい?」

シマダ「ああ、奴らは俺たちのやりとりを聞いてるだろうよ。だがな、お前は今日で喋れなくなっちまう。よくいうだろ。死人に口無しとな」


シマダは、注射機を取り出し、橋渡の腕をまくり注射した。

そのとき、そのくらい隔離された空間に、凄まじい音と共に、光が現れた。何かがその部屋の壁を突き破ったのだった。
バイクに乗ったそれは、シマダをひき、そして、意識が盲ろうとする橋渡を連れ去って行った。

従業員の幸福度を上げるコンサルティングを行う株式会社 ジョブハピネス



【創業者の想い】
「人口減少時代では、いかに既存従業員を辞めさせずに確保しておくか、が重要な課題となります。退職率をどう下げるかを考えなくてはならないのです。退職には多くの理由があります。しかし、その中の最も大きく、そして改善可能な理由が従業員の職場に対する低い満足度です。特別な理由がなければ、満足した職場から誰が離れたいと思いますか?」
広福社長は言う。

【サービスの内容】
広福社長のハピネスコンサルティングは、従業員のメンタルヘルスを集団心理学や認知心理学の観点から徹底的に改善させる術を提案する。
それは朝礼の言葉とささいなことから、マネジメントの育成、ストレス要因の根本的な排除と多岐に亘る。

【ハピネスコンサルティングの効果】
コンサルティングを導入した企業の従業員は定着率が増加。定着率が増加したことにより生産率が増加。また、従業員のコミュニケーションも円滑になり効率が上昇。それに加え、モチベーションがあがったとの声があがる。契約数は大企業を含め数百社にのぼる。

毎日行きたくて仕方がない仕事、が当たり前の世の中になるかもしれない。

全てを法則に? パターン化で社員教育を簡易にした株式会社パターンリバティ





【サービス内容】
業務内容を文書化しパターン化、マニュアル化するコンサルティング業務。
その名も「マニュアライズコンサル」
体で覚える、や経験がものを言う、業界の人材育成を容易にした。

【創業者の想い】
栗木社長は大学卒業後中小企業に営業担当者として入社したという。
栗木社長「そりゃあ、できの悪い新入社員でしたよ。営業だって何をどう話せばいいかわからない。電話のでかただってわからない。上司への返事の仕方もわからない。日報の作り方もわからない。確かに、そんなものは見よう見まねで覚えていくものですよ。でもね、営業なんてのは会社でれば別行動。僕には見本が誰もいなかった。その中でどうやって技術を身につけていくんです?僕はそのとき思ったんです。営業のマニュアルがあればいいなぁって。そんなこと思う人まずいないんでしょうけど」

栗木社長の会社、株式会社リピーティングパターンは、依頼企業の従業員に一日中密着。業務活動を動画で撮影し、その内容をこと細かくマニュアル化していく。文字化することにより、突然既存従業員が退職したときに、マニュアルを見ながら対応できる。新入社員教育ができる。

栗木社長「人間の文明というのは文字ができて飛躍的に発展したそうです。せっかく積み上げた知恵やノウハウ。これを属人的にしてしまっては企業は大きな損をする。それを何かに落として残しておくべきなんです」

【マニュアライズコンサルの効果】
コンサルを導入した会社は、業務内容を可視化、マニュアル化し人材育成を容易にしたほか、自社の業務内容を知ることで競争力の源泉や欠点をを知ることも出来るようになった。

株式会社 クリエイトマーケット が実現する新しいマーケティングの形







【創業者の想い】
「新しい商品を開発するとき、類似品の市場調査をして、予想販売数や単価を調査していました。その予想に基づいて企業は投資判断をしていくわけですが、予想はあくまで予想で企業のとるリスクが大きすぎました」
四条社長は語る。
「私はアイデアを思いついても、成功するかしないかわからずに結局やらないことが多かった。経営者にとって、販売単価や数量というものは、数多くの不確定要素の一つにしかすぎません。それを少しでも減らせないかと考えたんです」

【製品・サービス内容】
四条のサイト、フューチャープロダクトには、数多くの出店前の製品が並ぶ。そこでは、開発前段階の製品の素案がスケッチされ特徴も記載されている。そして開発者の希望価格が表示される。
その値段で買ってもいいという消費者はそこで購入契約を結ぶ。購入契約を結ぶことにより消費者は、販売価格より何パーセント割り引いた価格でその製品を購入できる権利を得る。つまり、購入の義務を負う代わりに割引の権利を得るのだ。メーカーが掲載した値段より高い販売価格をつけた場合は、割引は引き続き適応されるが、購入義務は免除される。メーカーが掲載した値段より、実際は低い販売価格となった場合は、購入者は販売価格を支払えばよく、高い掲載価格を払う必要は無い。

【サイト フュチャープロダクトの効果】
生産側はこれにより見込み生産と、より現実に近いマーケット調査が可能となった。一方で、消費者側では、自らのニーズを生産側に知ってもらう機会を得ることに繋がった。フューチャープロダクトを通じた生産者と消費者のコミュニケーションを通じ、資源のより効率的な分配が可能となった。

金曜日, 8月 2

代替品を模索し続ける株式会社インステッド





【製品内容】
レアメタル等金属資源やガス資源等の代替品。

【創業者の想い】
インステッドの台田社長は会社設立の目的をこう語る。
「とにかくね、金、銀、石炭、ガス、油、これはね、つまり、地球からとれる資源だね。こいつらは数が限られてる。数に限りがあるもののタガを外してやる。それが俺の狙いだった。そこで、地球の構成元素を徹底的に調べ上げて、そして、構成割合が多い元素で、ありとあらゆる代替となる物質を開発していった。今まで、そんな発明があっても、陽の目を見ることはなかった。現体制を守りたい勢力が強すぎたんだな。

でも俺は構わずやってやったさ。違法だと言われたって売り続けてやった。そしたらよ、違法性なんてどこにもねえんだから、もとから。あっという間だよ。庶民の賛成の力をかりて法律を覆しちまった。新たな物質の生成なんてのは実は簡単なんだ。今までにありとあらゆるものが出来る、技術はある。でも、その業界のの従事者は、そんなことしたら反対派に潰されちゃうんじゃないかって危惧して何もできなかった。俺は一度死にかけて、全てを失った。だから、やってのけるんだ。もう失うものなんて何もないから」

【インステッドの効果】
彼の生成する物質は今や生活のあらゆるところで活用されている。レアメタルなんて言葉も消えてなくなった。本当か嘘か分からない資源の埋蔵量でマーケットが乱高下することもなくなった。ひとえに、彼の功績である。