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水曜日, 12月 25

未来卓三が立ち上げたネット未来の党

ネット未来の党はネット投票が普及したことを受け大きく成長した政党。彼らは、政治資金をほとんど必要してしいない。ネットで選挙活動ができてしまうからだ。つまりは真に政治のアイデアで挑んでいるのである。

月曜日, 12月 23

戦争を扇動するメリケンとそれに立ち向かうハポネ国民達

愛国心教育が足りなかった。飛鳥総理は唇を噛みしめる。
軍の志願兵を募ったところ集まったのは全国で千の単位だった。そこで徴兵制を導入したが、入隊を拒否する国民が後をたたない。
国民が軍に加入しないことをメディアは非国民としたが、それを上回りネット上では人々が団結して確固として徴兵制度を拒み続けた。
飛鳥総理は徴兵を拒否する国民については、年金をカットすることや所得税アップで対応。徴兵制を拒否したものには、刑事罰を与える法律を作った。
それでも国民は断固として動じず、民主政権のもと、選挙により国を変えるために動き始めたのだった。
彼らは、何のために戦争に行くか?
徴兵制はそもそもなんのために必要か?をネットで議論しある結論に辿り着いていた。
それは、ハポネとスイコウを戦争させることでスイコウを疲弊させたいメリケンの思惑があるということだった。確かに、スイコウは領土問題、資源問題についてハポネと対立してきたが、その対立は目立ったものでは無かった。将来的に軍力で統治をしかけてくることは十分に考えられたが、世界的な軍事組織と制裁機関がある昨今に侵略戦争を行うことは非現実的であった。つまり、スイコウは脅威ではあるもののハポネやその他の国にとってはさほどのものではなかったのだった。
だが、メリケンの母体ユナイトワンは自らの利権を脅かす可能性を秘めるスイコウを成熟する前に止めておきたかったのだった。
それにより飛鳥総理は政治的に外交的に交換条件の渦の中に放り込まれ、スイコウに対抗すべく軍事力強化を急かされていたのだった。
国民はいわばメリケン、いや、ユナイトワンの捨て駒として徴兵させられるのである。
ベターザンザットは、その時に若者で作られた団体であり、自らは戦争で捨て駒になる以上に生産性の高い人間であることを証明するために革新的なサービスや物を生み出すベンチャー企業である。このベターザンザットでは、戦争を防ぐための広告塔の機能を果たし、戦争を防ぐための仕組みづくり、戦争を誘発する根本的な理由を、探った上で、その解決策を提示し実際に現実のものとした。

木曜日, 12月 19

エツタンカーメンの陰謀

核兵器が落とされ戦争の幕開けとなった。
一報が入ったのは、大統領が外交から帰る便に乗る直前であった。
もちろん、事前にしらされており大統領が幸運にも核爆弾の恐怖から逃れられるのは織り込み済みであった。
ハポネは情報に踊らされていた。同盟国であるメリケンは、ハポネと秘密協定を結び独自で収集した情報を同盟国内だけで共有することが出来るようにした。これは、国内的にも、外交にも大きな影響が出るようになった。同盟国内で同盟国外の情報を得た場合、その情報が真実がどうかを検証するために、同盟国は同盟国外に直接尋問することが出来なくなった。その場合秘密漏洩に当たってしまう。これはコミュニケーションの低下を意味し、誤った情報が伝わった場合、同盟国と同盟国外の関係を著しく悪化させる可能性があった。もっとも、これはユナイトワンの片腕であるメリケンの策略であった。武器商人であるメリケンは、ハポネと地政学的に対立するスイコウを対立関係にさせ、武器を両国に売りつけることが目的であった。そして、スイコウは、国土面積も大きく、経済成長も著しく、ユナイトワンの世界統治に強く反対する姿勢を保っていた為に、ユナイトワンにとっては脅威であった。そこで、ユナイトワンは対立関係にし、そしてこれは何もただの、牽制の意味では無く、戦争をすることで強大になりつつスイコウの芽を刈り取り、メリケンの属国とする計画の一部であった。メリケンの母体ユナイトワンには、対立するエツタンカーメンも、脅威であったが、両団体の体制構築の方法はほぼ似通っておりお互いに均衡を保ってきた歴史もあり、潰す、という判断には至らない。だが、スイコウに関して言えば、ユナイトワンの大勢に専ら強固姿勢で反発し、その影響力を強めており、ユナイトワンには現体制を揺るがす一大恐怖であった。
しかし、ユナイトワンに関して言えば、スイコウに戦宣をするのはリスクを伴うものであった。強大な軍隊を持つスイコウがハポネのみに反撃するなら未だしも、ユナイトワンの主要メンバーが集うメリケンに集中砲火を浴びせるような事があれば、危険である。そこで秘密保護法という法律を樹立の上、戦宣については極秘にした。情報が出れば、スイコウが世界協定を破りメリケンに攻撃を加えたことが正当化される可能性がある。その後の遂行への世界連合軍による砲撃を踏み切るためにはスイコウを絶対悪としなければならないのである。

ただ、ハポネの飛鳥総理は国民をユナイトワンの繁栄のために明け渡すような、愚人ではなかった。秘密協定に関しては、国家安全保障の理由に加え、経済的協力や、国力を保つための為替政策の継続であった。飛鳥総理は、日本の復活は経済力の回復だと強く信じており、経済力の回復で国を立て直そうとした人物であった。秘密保護法は資源奪還を企むスイコウを牽制するためものでもあったが、飛鳥総理はそれに気づかなかった。
また、保護法によりスイコウがハポネ攻撃の策略を立てていることを、スパイからの情報で得た。しかし、これはメリケンの秘密情報機関が仕入れてきた情報であり、その情報の真意を確かめることはまず不可能であった。つまり、秘密保護法によりはハポネは、メリケンと軍事機密を共有できるようになった反面で、スイコウとの間には大きな壁が出来、信頼関係を損ねることとなる。
現に、スイコウのハポネ襲撃作戦は、実際にあるないは別にして、ハポネを軍事力強化への方向へ舵を切らせたし、外交の姿勢についてもより強いものとなっていった。
ハポネの国内勢力は、スイコウ率いるリベラル派とメリケン率いる保守派の二大勢力で構成されていた。リベラルでも保守でも結果的には他国の政治的、経済的侵略を受けることになるが、国民の多くはそれに気づいていなかった。
政治家といえば、飛鳥総理をはじめ志の高い者で結成された内閣があったが、自らの体制を維持するためには必要経費として、各支持団体に金を流入させなければならず、その無駄に資金と労力を割かれ、また大胆な政策転換が出来なかった。また、今やメリケン率いる格付会社が、ハポネの株価や国債価格の安定を握っており、日本経済全体を鷲掴みにするメリケンには政治的にやはり逆らえないのだった。
メリケンは工作員を(目的を、しらされた工作員ではなく利害関係で首根っこを掴まれメリケンの意図通り動く工作員)国会議員や官僚をとして飛鳥総理の下で働いており、政治的判断を下す前段階として情報を収集し加工し提供することで飛鳥総理の政治的判断を裏で操っていた。飛鳥総理は国益を損ねるようなことを行う人物では無かったが、その何重にもしかけられる罠にズブズブとうまっていった。また、絶対的に正しいと思える政治的方向がみえない中で、人情を誘発するロビー活動や、偏った情報に基づいて行われる提案に飛鳥総理の政治も次第に、いや、今の政治システムの中ではもとから、なのかもしれないが、堕落していった。

その飛鳥総理の下で働く官僚の中に、未来卓三というものがいた。
未来は常に疑問を持っていた。
政治とは何か?
関係者の利害を調整しあるべき姿へ先導するもの、ではない。
政治とは、国民生活の向上に向け活動することだ。その原点に立ち返る為には、やるべきことをしなくてはならない。そう思い立った未来は自らの政党を立ち上げるのだった。その名もネット未来の党。

火曜日, 12月 17

ユナイトワンの変革

【人類の課題と今までの対応策】
幹部A「人道的に問題がなく、供給と需要の均衡を保つ、つまりは人口のコントロールを行うためにはどうすればいいか?それが我々の課題だった」

幹部B「ネットにより人々の知識と能力の枠組みは個人の域を越え、情報制限はほぼ不可能となった。情報の蔓延に対し、真実の情報とは相反する情報を大量に供給することで、非人道的な人口コントロール、非人道的な経済的搾取の実態を、ベールで覆ったものの、すぐにそれらは社会に広く、一つの可能性として認知されるようになり、政府が国民をコントロールする上で大きな支障となった。作為的に流された情報は時代に応じて、加工され、もはや政府の思惑とは全く別の使い方をされるようにもなった」

幹部A「これを受け、政府は非人道的なこれまでの人口のコントロールや経済的搾取による人類の秩序の形成を、公開した上で行えるような人道的なものにシフトさせる為に動き出した。そして、それは技術の進展により、持続可能な世界を形成できるようになったという世界的組織の決断に基づくものだった」

橋渡「その決断に至ったのはユナイトワンというわけか。今までと同様に人類の統治を図ろうとするエツタンカーメンに対し、ユナイトワンは全く違った観点から人類の歴史を統治し続ける全く新しいモデルを考案したんだな」

橋渡「そのモデルとなったのが、イノベーテインググループであった。彼らは少ない資本と少ない労働力でいかに巨大な資本と戦い労働力に対抗できるかを考えた。知的労働をソフトウェアで、肉体的労働を機械で行うという実にシンプルな考えのものであった。これは国家正が構想した国家戦略に基づいて練られた事業戦略だった」

幹部A「破壊は何も生まれない。共存、それがわれわれが殺戮の歴史の中で見出した唯一の答えだった」

金利を撤廃したキングバンクの試み

サービス内容
キングバンクは、無利子融資を始めた。

条件
無利子融資を行う代わりに企業は取引の一切を一行に集中しなければならなくなった。

影響と課題
これにより銀行収入源は、一行集中となるが、今度は貸し出しのインセンティブが無くなり、貸出は細っていった。

解決策
そこで、無利子融資の先は、売掛債権流動化のスキームを応用して、極度枠を借りられるようにし、コンサルのデューデリにより収益増加が見込まれると判断された案件に関しては、貸出が必須となった。

解決策の影響
コンサルティング業の規模が拡大した。企業はコンサルに高い評価を受ける為に接待や多額の報酬を払うようになった。結果、お金を払えば融資を受けられる風潮が蔓延した。

風潮に対する打開策
銀行は企業与信とは別にコンサルティング会社に対し信憑性格付けを実施するようになった。どれだけ黒字回復をする絵を描いたとしても信憑性が低いコンサル会社からのデューデリは意味を成さなくなった。


木曜日, 12月 5

大海竹流のタイムライン

世界を変えるまでの道筋。
知名度とブランド力を向上させる。
まずはフリーブログから始まり対には本を出版する。そして、 それにより知名度をあげ、印税全てを作品の漫画化とアニメ化に投資した。その後、エンターテイメント部門を確立させた。
未来は、待ち望んだ未来ではなかった。民主主義と自由競争の中で、一見平等な世界は、実は二つの秘密結社に支配されてた。秘密結社に挑むジャーナリスト橋渡剣。彼が、秘密結社の実態とその企みを暴いていく。彼からの支配と陰謀から世界を救う為に、戦う企業ヒーロー達。秘密結社が描く未来とは?ヒーロー達が描く未来とは?経済と政治の実態を描いた社会派ファンタジー。
広告を打ったとして、それで売れるのはどれくらいかを算定する。
経験則から有名人に宣伝してもらうと一気に売れる傾向がある。やっぱり誰かにいってもらう。口コミをすることだな。ネット広告をうったってあまり効果がないと思う。やっぱ、本屋とかAmazonとか、そういうとこて注目作品にならないとダメだね。Googleにもいれてもらおうか。作品を作るまでの制作費をお願いする。事務所の人間は、なにをするかってフリーライターでいいんだよな。でもそれを俺が投げ出してしまったら誰も何もしなくなる。だから、俺がやる。フェルミ推定はネットで募る。学生たちの練習の場所とすればいい。開発費のフェルミ推定。マーケット規模のフェルミ推定。どれくらいの時間がかかるか?をフェルミ推定する。
それが売れたとしてどれくらいの収益になるか?のフェルミ推定。すべてを数値化する。