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木曜日, 9月 26

策略から世界を救うべくTHE PACKERS(パッカーズ)の日記に隠されたシークレットメッセージの経緯

THE PACKERSは、世界を回る間にある重要な人物に遭遇していた。
彼は名は、ブリジクロス。
THE PACKERSはハポネ出身のアーティストである。ハポネの入出国制限、ネオ鎖国、がかかる前に出国した、数少ないハポネ出身のアーティストとなっていた。ネオ鎖国以降にハポネを出国した人々、例え自国民でも入国禁止になる。たとえ帰ってきてもはネオ鎖国後に出国していた場合、税関で止められてしまい、その時点で他国行きの航空チケットを買って海外へ戻れなければ、ハポネの強制収容所に送られる。ハポネの強制収容所は首都イーストキャッスルの沖から五十キロ離れた離島にある。海外への渡航費用を稼ぐ為にそこで労働をさせられるのだ。
ネオ鎖国のそもそもの目的は海外からの情報遮断。ユナイトワンはネオ鎖国以前に出国した人々も本来的には入国禁止を目論んでいたが、国民の反発を抑える為ー尤もメディアによる世論形成も、出来なくは無かったが、その頃は、世論形成の優先順位が相対的に低く、比較的報道時間を要する大きな世論の変更であった為見送りとなったー入国禁止の対象者はネオ鎖国後の人々に限定。ネオ鎖国以前の人々については、個別判断の特例を設けて入国制限をすることとした。

つまりは、パッカーズのメンバーはネオ鎖国前の出国者である為、特例適用の危険はあるものの、ハポネに入国出来る数少ない国民であった。
THE PACKERSは、その活動主旨がユナイトワンに知れれば、特例でもちろん入国禁止になるだろうが、情報規制がかかった国々を回っている事もあり、逆に彼らの活動もユナイトワンの情報部に届いていなかった。
むしろ、パッカーズの活動をしる人々は、自らが情報操作により世界を敵視するようになったことに気づき、彼らを欺く報道機関から、パッカーズの存在を隠そうとした。民間情報防衛機関である、シークレットインフォは、その隠蔽活動に大きく貢献した。

ハポネを行き出来て、世界からの認知度が高い彼らを見込んで、ブリジクロスは彼らに近づいたのだった。

ブリジクロスがメッセージを託したのは、資本主義国でありながら、国民が欲でなく公益を重んじるハポネの国民へだった。
そのメッセージをパッカーズに託したのだった。その方法とは、隠れたメッセージを彼らの日記に仕込むというものだった。
パッカーズの日記は、出版後、多くの人に読まれ親しまれ、大半の家庭に流通する事となった。人々はそのメッセージに気づかず、純粋にパッカーズの活動を収めた日記を目当てに入手したのだが、後日その日記に隠れたメッセージに驚愕し、ワールドデストラクションへの本気の抵抗を始めるのであった。


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