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土曜日, 3月 8

大海竹流が作った人生の目標

大海竹流は、大海竹流事務所を設立する。そしてそこではまったく新しい形のビジネスモデルを展開した。

誰もやってないことをやらないと儲からない。これは彼の師の哲学である。

それを引き継いだ大海は、自らは絶対に真似できないが、その哲学を見よう見真似で実行し、

新しいものを世に生み出そうとした。それが大海竹流事務所であった。

大海竹流の最終的な目的は、世界平和である。世界平和とはつまりは全員が満足する状態。

それは、全員が資源(衣・食・住)に困らなくなることである。

ほしいと思ったものがすぐに手に入る時代。その実現に向けて奔走した人物だ。

ビジネスモデルを考えた後、それが合うように考えるのが彼だ。

彼は、満足な状態を、衣・食・住に困らない状態だとした。

だとしたら、と考えた。

全てを無料同然で提供するとなると、それに従事する人々の生産するモチベーションが大幅に下がる。

そんなビジネスモデルが成立するのか?彼は考えた。

成立する。ある一定の条件下であれば。

一つは、フリーミアムを生み出す。Googleが行ったように、他の仕組みでも儲けるのである。

食べ物を無料で手に入れることが出来たら?

そうすると、彼らは資金を他に回すようになるだろう。

貯蓄は必要だろうか?

いや、必要ない。なぜなら、貯金がなくても食べていけるからだ。

そうなると消費活動が活発になる。

食べ物を無料化するのは、一体誰の利益になるのか?

価格が安い、ではなく、質の高くいいものを生み出している全企業だ。

食べ物だけではすまない。

もうひとつ重要なものがある。

それは、住むところ。

これは、高くなりすぎないように規制をかけるべきだ。

土地の値段は景気の上下で図られるが、実際はそうではない。

ただ、値段がたかいものを買うため、かつ、一番資金調達がしやすい方法であるため、市場に資金が過剰に溢れ、インフレを引き起こすのである。

インフレとは当たり前なのに、当たり前でないようにとらえられているが、二つある。

一つは、需要が供給を上回り、もの値段があがるものである。これは、需給関係からいくと、欲しいものが枯渇しているのであり、実はいい状態ではない。ただ、一つは、経済学のまやかしで言えることは、供給側は、設けることができる状態にあるということだ。値段をあげたって、人は買う。本来の価値以上を支払うのだ。
バブルの時は、全員が全員、別にわざとやったわけでもなく、生産が追いつかなかった。それで、ものの値段は上がって行ったのだ。それは、色々な業種で言えた。その中に、実需うこうしているうちに、投機目的でものを買うものが増えてきた。そうなると終わりだ。ものの値段は、実需以上にあがってしまう。必要なものとしての、値段の高騰はその人物が、それで良しとする以上、良いのだ。だが、投機目的のものは、値段が下がれば、良しとできなくなってしまう。
値段があがることが好景気と考えるのはおかしい。値段が上がったのは、生産能力が未熟であった。それだけだ。そうなると、何がいいのか?それは、供給側が、モノポリー状態になり、利益を着服できる。その恩恵を従業員はうけられる。そうして儲ける企業が多かった。そうでない企業ももちろんあったのだ。全ての企業が良かったわけではない。だが、なぜバブルがあれだけ好景気と重ね合わせられるかというと、銀行が悪い企業に資金を供給し続ける悪き習慣があったからだ。金を供給し続ければ企業は潰れないのだ。好景気時に、売り上げを上げ続けて粉飾すれば、銀行は金を貸し続けるだろうから。つまり一つ目のインフレは、悪いインフレである。

そして、もう一つのインフレとは、そのものの値段がかわるというものだ。要するにお金の価値を落とす、というもの。それは、理論上、お金をたくさん作れば遂行できる。しかし、マーケットにお金をいくらだしたって、それで値段が下がるかといえばそうじゃない。それこそ、国がお金をばらまく、例えば一ヶ月に10万ずつ支給すれば別だろう。そしたら、高くてもものを買うようになるから。だけど、ただ金融機関にお金をためてるだけでは全く意味がないのだ。そのまやかしを信じて為替は変動して、通貨安になれば、輸入品の値段があがってインフレは結果的に起きてしまうが。とにかく、これはいいのか?と言われると、わからない。政府がお金を増やしてわ買い支える株価値も高い水準で推移すればいい気がする。だが、それは短期的にものごとを考えた場合だ。無から生み出したお金、つまり借金。これは誰が返すのか?国民である。その税金だ。それを後伸ばしにすればいいが、かならず払わなくてはならない時がくる。つまり、カードローンみたいなものだ。つまり、二つ目のインフレは、政府のインフレ政策の下だけで、遂行されるものであり、そして、それは、インフレ、ではなく、ただの借金である。



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