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火曜日, 3月 11

生物学的に波紋を生んだ フェニックス細胞の発表と騒動 その裏側

フェニックス細胞を開発した西峯英淹(にしみねひでたき)は、語る。

あの細胞は、人類誰しもから望まれた細胞でした。人を不老不死にすることができた。フェニックス細胞の論文を発表した時点で、人間への実用化はみえていました。なにせ、動物実験では何の副作用もなく成功、平均寿命3ヶ月のラットが三年間行き続けました。しかも、若々しい状態のままで。その発見、いや開発を、嬉しくおもったのも束の間でした。問題となったのは、誰が発表するか、どう発表するか、です。

なぜなら、あの細胞開発の成功はつまりは人口の暴走を意味します。

人口コントロールを考えている世界的な政府というのか、インテリジェンスというのか、その組織の人達が黙っているとは思えません。

我々の業界では、「小さな成功は正直に報告しても誰も興味を持たず世間には広まらない、大きな成功は正直に報告すると世間に広まる前に闇に葬り去られるので世間に広まらない。更に大きな成功は、死ぬまで口にだすな。口に出せば、君の正確な死因さえも世間に広まらないから」

という教えがあります。現に、もしあしたら知られていないでしょうが、革新的な研究をしている人が突然体調を崩されて研究が打ち切りになることがよくあります。あぁ、せっかく研究が順調に進んでいたのに、彼がいなくなっては前に進まなくなるだろうな、と嘆く声が聞かれますが、実は大半の場合、すでに研究は成功を収めていることが多い。

今回の、フェニックス細胞はその類のことでした。それを論文として発表できたのは、研究所の身内に、政府側の孫がいたからです。その孫を表舞台に立たせた。対応を、検討してる間に、マスコミを説得して一気に広めた。マスコミもこの手の記事には手を出しませんが、政府側の情報統制を行うトップの上司がそのお孫さんの身内だった。マスコミも、これは、記事に出来ると踏んだのでしょう。あの手の話は、一社が、腹をくくって公表すると他はタダ乗りするだけですから、あとはあっという間でした。

それで、あの研究が公になった。

だが、問題なのはその後です。

政府側は、マスコミを使って、あの論文は誤りがあったと情報を流しはじめた。マスコミもいい加減なもんですよ。証言者がいれば、それを鵜呑みにして真相も確かめないんですから。研究員が買収されて論文に文句をつけたんですよ。結局、あの論文はうやむやになったまま、また、詳細も公表されないまま事実無根となってしまった。

これが、げんじつです。



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