Translate

土曜日, 5月 4

株式会社 フーズマウンテン が起こした食とアートの外食革命

【創業者の想い】
「デートに出かけたのはいいものの、行きたいと思った店がひとつもなかったこと。それがフーズマウンテンを企業したきっかけです」臼瓦は、退屈なものしかない外食産業にうんざりしていた、と話す。
当時は、資金がものを言う時代。大手が立地の良い場所に店舗を構え、どこの町も同じような店が並ぶようになってしまった。
「ファッションは毎年流行がありますよね?飲食店も同じだと思うんですよ。特に遊びに出かけるときは常に新しい体験を求めていますからね」
食のファッション化。

しかし、臼瓦が注目したのは味ではなかった。注目したのは雰囲気。人は味と雰囲気を求めて外食する。臼瓦は後者に注目した。

臼瓦「人は非日常的なものを常に求めています。ただし、ただ現実と違う、ではだめなんです。日常にない美しさ。これがないと感動を与えられません」

【サービス内容】
株式会社 フーズマウンテンはまず、「イルミネーションと食べる店」をコンセプトに第一号店を出店。クリスタル型やダイヤモンド型にかたどられたガラスの装飾品がキラキラと光り、星屑のようないるイルミネーションが店内を幻想的に照らす。夜景が見えるレストランよりロマンチックな雰囲気を作りだす。「どの席にいても百万ドルの夜景を見ている気分になる」利用者は言う。

次に作られたのが、「食で自分のことを知るお店」をコンセプトで作られたお店。
一品頼むのに10個の選択肢があり、選択肢にそって性格診断やこれからの運勢を教えてくれる。また、選んだ食材それぞれにどのような良い効用があるかを教えてくれ、食べることで健康にどのような効果が期待できるかを確認できる。

第三に作られたのが、「楽しみながら食べるお店」をコンセプトに作られたお店。
大画面に映し出されるクイズに答えていく。音源は各テーブルにあり子供用と大人用のモニターに切り替えることができ、幅広い年齢層が楽しめるようになっている。クイズは4択であり、ボタンにはカバーがかけられ客毎に取り替えられる為、衛星面も心配はない。クイズに正解し続け高得点をとれば料理の料金が割引になる仕組みだ。
お店のつくりは映画館のようになっており、横一列に座る仕組み。四人がけ、二人がけ、六人がけと選ぶことができる。チームにわけれて得点を競い合うことも可能だ。

便利になり手の込んだ料理を家庭で簡単に作れるようになった今、外食に求めるハードルは高い。それを見事に越えたフーズマウンテンに今後も期待したい。