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月曜日, 7月 29

道路ででエネルギーを生み出す株式会社エレクトリックロードの果敢な試み




【製品内容】
温度と太陽光で発電するアスファルト道路。

【創業者の想い】
日中のアスファルト道路の平均温度は50度以上と言われる。その温度は冬になれば零度近く冷え込む。
この熱エネルギーをなんとか出来ないかと考えたのが株式会社エレクトリックロードの社長 田木 (でんもく)社長だった。
「きっかけは、暑い夏が嫌いだったということ。アスファルトに熱がたまってしまうからだとおもったんですね。熱をためずに何かに変えてしまえばいいんだと思ったときに発電がいいんじゃないかとひらめいたんです」

日本全国のアスファルト道路の舗装面積は凡そ7千m2。これらをすべて発電所に変えてしまうというものだ。この発電量は試算すると原子力発電所5基分にのぼると田木社長は言う。

「アスファルトをある一定以上の温度から上がらないように、また下がらないように設計。うわぶれた熱エネルギーが強制的に電気に変わる仕組みです」

既得権益との壮絶な争いがあったが、政治、財界を動かし強力に発電道路構想を推し進めて行った。ここで、次世代エネルギーとして地熱発電と競合するのが、太陽光発電であった。

当初、太陽光発電業界も既得権益と生死をかけて争っていた。既得権益の反対がある中で、比較対象とするプレイヤー数が多いこともあり、政権は方向性を決めかねていた。

そこで、田木社長は太陽光と地熱を併せ持った道路『エレクトリックロード』を共同開発した。

【エレクトリックロードの効果】
開発費は多額に上り、共同製造となったためコスト増加には繋がったものの、政府に全国へのアスファルト道路への導入の合意を取り付けた。結果的に大量生産によるコスト削減を図れることとなった。


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